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野田市小4女児死亡事件

2019/03/02 11:32 

報道を目に耳にするたびに
胸がえぐられる思いのする日々が続いている。



助けを求めていたにもかかわらず
母親にも社会にも守ってもらえなかった心愛さんの
恐怖や絶望はいかばかりだったか。



報道によると
父親は一家を暴力で支配し
父親と共に加害者であった母親は
同時に夫からのDV被害者であった。



母親はDVが原因で夫と一度離婚したのち再婚
加えて
心愛さんへの虐待の放置などの状況も見ても
夫に精神的支配をされていたと推察される。



父親は職場では穏やかな別の顔を見せていた。
家庭内の出来事は外からは見えづらく
外部からの介入が難しい。



厚生労働省は
児童相談所の家庭への介入機能を強化する方針を固めたが
実効性を伴うまでには課題が多いと感じている。



そもそも
行政、警察の介入だけでは限界がある。
人と人のつながりのなかでの「支え」が必要なのだと思う。



DV・虐待被害者同様
コントロールされ
自己の存在の危うさを抱えているカサンドラも少なくないと感じる。



自己の脆さは役割の固定につながりやすく
生きていながら生きていない状態となる。



カサンドラ当事者やその子たちの
家庭外における「安心な居場所づくり」にかける私の思いには
「ありのままで在ることが難しい人々の生きづらさへの支え」
の視点がベースとなっている。



目指すのは
私は私でいいのだと感じることができる安心な居場所である。

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春は別れと出逢いの季節

2018/04/25 21:00 

娘が自宅からは通学できない大学に入学し家を出たため、私は二十数年ぶりにひとり暮らしとなった。



5年前に息子がやはり進学の関係で寮生活を始めた時、心の通い合わない夫との生活の淋しさを感情豊かな息子との関係性で満たしていた私は喪失感に苛まれ、重い空の巣症候群がひと月ほど続き、その後も数か月尾を引いた。



今回はどうなるのだろう、と身構えながらその日を迎えた。
空港で娘が乗った飛行機が見えなくなるまで目で追うつもりが涙が滲み早々に霞んでしまった。



その時、ジャズの演奏が聴こえてきた。
ふらふらと音の響く方へ近づくとコンサートが開催されていて、空いている席にへなへなと座りこんだ。
泣けてきて泣けてきてハンカチで目を抑えながら聴いていた。



「来たか、空の巣」と、思いきや。
私の心の中にむくむくと、ひとりのヨロコビが湧いてきた。
おお、これからは大好きなジャズのライブにも自由に行かれるぞ。
映画だって、美術館だって、旅行だって。
好きな物を食べ、休日は自分の好きな時間に起きることができる!
同居人を気にすることなく、自由に!
なんだ?このワクワク感は。



私は自分を大切にすることでカサンドラから回復をした。
結果、私はひとりでも人生を楽しめる私になった。



春は別れと出会いの季節。
この春、私は5年前とは違う自分にコンニチワをした。
自分が主人公で生きる人生の満ち足りた感覚に包まれながら。

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熊本地震

2016/04/17 10:10 

甚大な被害が出ている熊本の地震
ニュースを観るたびに胸がひりひり痛む。



続く余震
行き届いていない支援
未だ救助されていない方々
お亡くなりになられた方々のご家族



そして、
発達障害などの見えにくい障害(特性)をお持ちの方(お子さんを含め)、
そのご家族のことを案じています。



避難所生活などでの普段と違う状況(場所、手順、生活習慣等)、プライバシーが保たれない空間に大変強いストレス感じている方もいらっしゃるでしょう。
感覚過敏や食べ物のこだわりなどがある方もとてもお辛いと思います。



ストレスからパニックを起こしたり
激しい言動をされる方もいらっしゃると思います。



被災された方々は、非常に大きな不安とストレスを抱えていらっしゃる。
皆さん、本当に厳しい状況とは思いますが、見えない障害をお持ちの方とそのご家族へのご理解と配慮を切に願います。



自分に何ができるだろうかと焦る気持ちもありましたが
今、自分にできることを。



私はまずは募金をいたしました。
http://docs.donation.yahoo.co.jp/report/kumamoto.html



そして、多くの方々が非常に大変な状況におかれていますが、
一刻も早く状況が改善されることを心から祈っております・・・。

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淋しさは静かなる優しさに

2016/02/24 22:38 

その方は、シニア世代。
柔らかい笑顔の上品な方。



インターネットを利用されないため
フルリールカフェや講座のご案内をわたくしが郵送で送っておりました。



「フルリール」の住所、実は長いのです。
その方以外への郵送物にも
毎回手書きで差出人の名前を書いておりましたが、
あまりにも長くて。



その方がカフェにお見えになった時、
「真行さんはただでさえ忙しいのに毎回手書きは大変でしょう。
ゴム印プレゼントさせてください」と。



お気持ちだけありがたく頂戴するとお伝えしたのですが
ほどなくして
フルリールのポストに小包が届きました。



それはその方からのゴム印のプレゼント!
お気持ちがうれしくて涙が滲みました。



お礼の電話を差し上げたときその方が

「あなたはみんなの声を受け止めているけれど、
あなた自身のことを受け止めてくださる方はいらっしゃるの?」と。

その時、一瞬、言葉に詰まりました。



フルリールのことで苦しいことはないのだけれど。



私は勤労シングルマザー。
色々あって母親や姉妹とはほぼ断絶。
頼れる親戚もなし。



サラリーウーマン稼業は楽ではないし
子供のことで迷うことはある。



カサンドラからの回復過程でストレスマネジメントやセルフケアの達人?
となったとはいえ
気を張り歯を食いしばる場面は多々ある。



結婚している時は
辛い時抱きしめて欲しいと
夫に渇望していたわかちあいやぬくもり。
しかし、満たされない淋しさ。



その気持ちをふと思い出しました。



でも今は大丈夫。
私は自己開示できるようになり
気を張り歯を食いしばることで疲れる時
信頼できる友人たちに胸の内を聴いてもらう。




「大丈夫です。
良い友人たちやフルリールのスタッフに助けられていますので」
と答えた。




「それなら良かった・・。
お身体気だけは気をつけて。
フルリールの存在に救われている方が私を含めたくさんいらっしゃるから」



私、こみあげてくるものがありました。



その方は私の二倍以上の長い歳月、淋しさを抱えてきた方。
だからこそ、その方の静かな優しさが胸に響くのでした。




そして、気づいたのです。
「大丈夫?」と私の瞳を覗き
「大丈夫だから」と私をほっとさせてくれる人が欲しいとの気持ちが
ほんの少しあることを。
子供の頃からずっと欲しかった「安心」。



私、静かに泣いていました。
心か洗われるような涙でした。

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なみだは透明なこころに

2015/09/12 15:25 

「なみだは にんげんがもっている いちばん透明な宝石です」
(寺山修司)



「なみだを宝石と思おう」と自分に言い聞かせ続けた日々があった。
「血の涙が宝石などになるの?」と反論を抱えながら。
十数年の。



そして
ある時
宝石と思える日が来た。
サンドラから回復をしたあの日に。



「フルリールかながわ」の活動を始めてから
さらに強く実感する日々。



この活動をしていなければ出会えない方々とめぐりあえた。
この活動をしていなければ得られない感動を手にした。



お互い
違う街で社会で
カサンドラというしんどさを背負って生きてきて
今ここで出逢って
心がゆるやかにつながる。



私はカサンドラのしんどさ。
その人々は発達障害の生き辛さ。
背中を向け合って生きている?
決してそうではない。
今ここで関わって
心が響きあう。



涙をたくさん流したからこそ
こころが透明になっていく。



世の中を
色眼鏡ではなく
自分のまなざしで見つめることができる透明なこころに。



誰もが持っている愛のまなざしで。

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