熊本地震

2016/04/17 10:10 

甚大な被害が出ている熊本の地震
ニュースを観るたびに胸がひりひり痛む。



続く余震
行き届いていない支援
未だ救助されていない方々
お亡くなりになられた方々のご家族



そして、
発達障害などの見えにくい障害(特性)をお持ちの方(お子さんを含め)、
そのご家族のことを案じています。



避難所生活などでの普段と違う状況(場所、手順、生活習慣等)、プライバシーが保たれない空間に大変強いストレス感じている方もいらっしゃるでしょう。
感覚過敏や食べ物のこだわりなどがある方もとてもお辛いと思います。



ストレスからパニックを起こしたり
激しい言動をされる方もいらっしゃると思います。



被災された方々は、非常に大きな不安とストレスを抱えていらっしゃる。
皆さん、本当に厳しい状況とは思いますが、見えない障害をお持ちの方とそのご家族へのご理解と配慮を切に願います。



自分に何ができるだろうかと焦る気持ちもありましたが
今、自分にできることを。



私はまずは募金をいたしました。
http://docs.donation.yahoo.co.jp/report/kumamoto.html



そして、多くの方々が非常に大変な状況におかれていますが、
一刻も早く状況が改善されることを心から祈っております・・・。

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淋しさは静かなる優しさに

2016/02/24 22:38 

その方は、シニア世代。
柔らかい笑顔の上品な方。



インターネットを利用されないため
フルリールカフェや講座のご案内をわたくしが郵送で送っておりました。



「フルリール」の住所、実は長いのです。
その方以外への郵送物にも
毎回手書きで差出人の名前を書いておりましたが、
あまりにも長くて。



その方がカフェにお見えになった時、
「真行さんはただでさえ忙しいのに毎回手書きは大変でしょう。
ゴム印プレゼントさせてください」と。



お気持ちだけありがたく頂戴するとお伝えしたのですが
ほどなくして
フルリールのポストに小包が届きました。



それはその方からのゴム印のプレゼント!
お気持ちがうれしくて涙が滲みました。



お礼の電話を差し上げたときその方が

「あなたはみんなの声を受け止めているけれど、
あなた自身のことを受け止めてくださる方はいらっしゃるの?」と。

その時、一瞬、言葉に詰まりました。



フルリールのことで苦しいことはないのだけれど。



私は勤労シングルマザー。
色々あって母親や姉妹とはほぼ断絶。
頼れる親戚もなし。



サラリーウーマン稼業は楽ではないし
子供のことで迷うことはある。



カサンドラからの回復過程でストレスマネジメントやセルフケアの達人?
となったとはいえ
気を張り歯を食いしばる場面は多々ある。



結婚している時は
辛い時抱きしめて欲しいと
夫に渇望していたわかちあいやぬくもり。
しかし、満たされない淋しさ。



その気持ちをふと思い出しました。



でも今は大丈夫。
私は自己開示できるようになり
気を張り歯を食いしばることで疲れる時
信頼できる友人たちに胸の内を聴いてもらう。




「大丈夫です。
良い友人たちやフルリールのスタッフに助けられていますので」
と答えた。




「それなら良かった・・。
お身体気だけは気をつけて。
フルリールの存在に救われている方が私を含めたくさんいらっしゃるから」



私、こみあげてくるものがありました。



その方は私の二倍以上の長い歳月、淋しさを抱えてきた方。
だからこそ、その方の静かな優しさが胸に響くのでした。




そして、気づいたのです。
「大丈夫?」と私の瞳を覗き
「大丈夫だから」と私をほっとさせてくれる人が欲しいとの気持ちが
ほんの少しあることを。
子供の頃からずっと欲しかった「安心」。



私、静かに泣いていました。
心か洗われるような涙でした。

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なみだは透明なこころに

2015/09/12 15:25 

「なみだは にんげんがもっている いちばん透明な宝石です」
(寺山修司)



「なみだを宝石と思おう」と自分に言い聞かせ続けた日々があった。
「血の涙が宝石などになるの?」と反論を抱えながら。
十数年の。



そして
ある時
宝石と思える日が来た。
サンドラから回復をしたあの日に。



「フルリールかながわ」の活動を始めてから
さらに強く実感する日々。



この活動をしていなければ出会えない方々とめぐりあえた。
この活動をしていなければ得られない感動を手にした。



お互い
違う街で社会で
カサンドラというしんどさを背負って生きてきて
今ここで出逢って
心がゆるやかにつながる。



私はカサンドラのしんどさ。
その人々は発達障害の生き辛さ。
背中を向け合って生きている?
決してそうではない。
今ここで関わって
心が響きあう。



涙をたくさん流したからこそ
こころが透明になっていく。



世の中を
色眼鏡ではなく
自分のまなざしで見つめることができる透明なこころに。



誰もが持っている愛のまなざしで。

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「息子さんが発達障害傾向であるならば・・」その2

2015/06/27 14:24 

3人の先生に向かい合い着席する。
私の隣には息子。



まず息子の担当の教授が
「お母さん、こちら息子さんの昨年度の成績表です」
と差し出さした学修簿を見てビックリ!



22の専門科目のうち21の科目が「不可」!



教授曰く息子は
日々部活動に熱中。
また、住んでいる寮で催される行事に積極的に関わり、
その結果授業をほとんど受けていないらしい。



それを受け私は
「部活、仲間との連帯、そういった経験は人間を成長させる。
大切な時間だと思う。
しかし・・・学生の本分はやはり「勉学」だよね」
と隣の息子に話す。



すると息子が、
「でもさ、勉強より大切なことってあるよね!
今しかできないこと。
俺にとってそれが部活と寮でのみんなとのイベントなんだよ!
その結果留年したっていいし、卒業できなくたっていい!」
と大きな声で大人4人に向かって主張。



おお!息子よ!若者らしく成長したね。
まだまだ青いけど、20歳、そのくらいがちょうどいい。
と心の中で拍手を送るも、
「親のお金で在学しているのだし
留年したら奨学金を打ち切られてしまう。
シングル―マザーの家計には相当打撃。
そのあたりの認識は持って欲しい。」
と伝える。



そこでもう1人の教授が
(学生委員だそうです)
「そのあたりはご家庭の問題ですからお2人で話し合ってください。
勉強より大切なものがあるならば優先されてもそれは個人の自由です。
ただし、4年で卒業は無理。
今後、今までのような学習態度では卒業も危ういということはご理解ください。」
と表情を変えずに述べる。



お二人とも理系の教授だからか
クールな雰囲気。



そこでカウンセラー登場!
「息子さん、不可だらけというのは
もちろん授業を受けていないということもあるのですが
個別に話を聴いたところレポートを作成が苦手らしいのです」



その後の話を要約すると
「特性」により
自分の思考をまとめて文章にすることが苦手な学生もいる。
その場合、
大学側もその「特性」に配慮し一般的な指導ではなく
「特性」に合せた学習指導サポート体制がある。
息子さんについてもそちらを活用する価値はあるのではと。



確かに息子は幼少のころから
記憶力は抜群だったが作文は苦手だった。



そこで私、
「「特性」とは発達障害ですよね。」と「フルリールかながわ」の活動を紹介。



カウンセラー曰く
不登校、ひきこもり、学業成績不良の学生に対するサポートとして、
発達障害の可能性を併せ持つ視点を持つようにしているとのこと。



教官とカウンセラーとの連携。
「特性」に合せた学習指導サポート体制。
うわー!
今、大学ではこんなにもきめ細やかな体制を整えてくださっているのだと感動!



息子は発達障害の診断は受けていないけれど
父親がASDであるし「特性」を受け継いでいる可能性はある。



サポートも活用しつつ
今年度は「不可」を出さないように頑張っていきましょう!
と話がまとまりました。



息子とふたり相談室を後にする。

IMG_6135 - コピー2

「生意気な自己主張している君を見て、青春してる!と感じ、ママなんだか嬉しかったよ」 
と伝える。
息子が申し訳なさそうに
「母ちゃん、ゴメン。留年分の学費は俺バイトして払うから」



息子よ。
つっぱったり、しおらしくなったり、わかちあったり、挫折したり。
いろいろな思いをたくさんたくさん味わいなさい。



人生は経験してなんぼ!ですから。

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「息子さんが発達障害傾向であるならば・・」その1

2015/06/13 00:00 

遠隔地の大学に在籍しているため
息子は寮生活



彼からの連絡はほぼ皆無
便りのないのは元気な証拠



入学後しばらくは喪失感に覆われていた私だが
今ではすっかり子離れできました。
http://fleurirmomo.blog.fc2.com/blog-entry-6.html



そんなある日
息子の大学の教授から電話が!



「学業態度がかんばしくなく
このままいくと卒業も危ういかもしれない。
息子さんを含めて面談したい」と。



大学生にもなって三者面談?!
よっぽどのこと?



息子の大学は、海を渡っていかねばならぬ。
無理すれば日帰りも可能だけれど、アラフィの身体には堪えます。
しかも高校生の娘ひとり留守番させるわけにはいかない。



シングルマザーの収入には
2人分の飛行機代と宿泊代が痛い・・・。



でも、せっかくだから旅行がてら楽しむか!
二泊三日で行っちゃおう!
とラテン系のわたし。
カサンドラどん底時代からは考えられない。
よくもここまで元気になったものだと感慨ひとしお。



さて、
現地では娘と2人、
朝から晩まで美味しいものを食べ歩き、
そちらに住んでいる友人に会ったりと楽しい時間を満喫。



IMG_6098.jpg

そして3日目、旅の最終日の午後。
教授から指定された大学の部屋を訪れた。



なんとそこには3人の先生が!
おお!その端には息子がめんどくさそうに座っている。



久しぶりに息子に会えたことが嬉しいけど。
気になる。


なぜ先生が3人も???



なんとそのうちの1人は
学生相談室のカウンセラーでした。

(つづく)

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