神童

2015/04/15 14:00 

「子供の頃は神童って呼ばれていたのよ」
結婚前から、結婚した後も
義母の息子自慢のひとつ。



〇〇年△月□日は何曜日?との質問を
ドンピシャリと当てていたという
数年後の月日でも。



息子を溺愛する義母の大袈裟話とも思っていたが
夫はアスペルガーであると確信してからは
あり得るかもしれないと感じた。



老後をうっすらと感じ始めた
夫が五十を過ぎた頃



かつて未来の曜日を当てていた神童は
こどもたちが巣立ったあとの
夫婦水入らずの楽しい暮らしを
思い描くことも、語ることもしない。



その時だった。
私自身も
夫とふたりの安らぎの暮らしを
まったく思い描くことができないという事実に気づいたのは。



未来はぽっかりと口を空け
灰色の木枯らしと共に
私を吸い込もうとしていた。



よろめきながら
ますますカサンドラ症候群に陥っていく。
どん底へ。

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ひとやすみ

2015/04/04 16:20 

超多忙だからこそ、ただただ座りの桜眺め



桜と言えば西行



「願わくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月の頃」
の和歌が有名だが



「花に染む心のいかで残りけん 捨て果ててきと思ふわが身に」
(この世の執着は全て捨ててきたはずなのに、なぜこんなにも桜の花に心奪われるのだろう)
こちらの歌に惹かれる自分がいる。



もう生き切ったから
いつ死んでもと
思う時もあった。



それなのに

桜の花の下で
生きたいと願っている自分がいる。



生きて育みたいと願っている自分がいる。

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